私はWワークをしています。本業は校正、副業は在宅ライターになります。
Wワークをしていることを人に話すと、よく聞かれるのが「Wワークのメリットとデメリット」。私は本業も副業も職種で選んで従事しています。
ですから正直、デメリットはあまり感じていません。そんな中でも感じるメリットとデメリットをご紹介したいと思います。
まずはWワークのメリットから。こちらはたくさんありますが、中でも特に私が実感しているメリットを紹介します!
1)本業は副業に、副業は本業に役立つ
本業の校正スキルは、副業のライティングの校正に活かすことができます。一方副業のライティングスキルは、本業の校正でコピーライトやキャッチを考え出す際に「アイデアの引き出し」として役に立っています。
2)パソコンスキルや知識がよりしっかりと身につく
例えば副業のライティング業務で使っている画像の知識が、本業の画像使用の際に役立っています。また本業での重いデータのやり取りの知識が副業で画像を送る際、活用しています。
3)家計の重要な支えの一つに
私の場合、時短になってお給料の減ったことが、Wワークを始めたきっかけの一つでした。副業開始時は正直、家計に対する副業の影響を実感することはありませんでした。しかし今は、副業が家計にとって重要な手助けになっています。
Wワークのデメリットは、好きなことを仕事にしているから感じることが少ないものの、全くないということはありません。中でも特に感じているデメリットは次の通りです。
1)時間に追われる
とにかく本業が終わっても、家では副業が待っています。もちろん副業にも提出期限があるわけですから、納期から逆算して副業の業務を進めなければなりません。副業を始めてから、ぼーっとできる時間は少なくなりました。
2)「負のループ」にいったん入り込まない工夫が必要
子どもは小さい頃は特に急に体調を崩したりします。そうなると看病する時間がとられるため、副業はいったん中断になりますし本業も休みます。
私の勤めている会社では、当日納期以外の業務はすべて休み明けに担当者本人で対応するのがきまり。ただ出勤した日からの自分の担当業務も当然ながら対応しなければなりません。
つまり出勤した日からの業務と同時進行で、休んだ日の業務を処理することになります。すると業務の流れをいつも通りに戻すために、時間のやりくりをしなければならなくなります。
その結果帰宅が遅くなり、副業の対応が遅れて…という“負の流れ”になってしまう可能性がいつも隣り合わせなうえに、この負のループに一旦入り込んでしまうと、そこから抜け出すことはかなり大変です。
本業・副業を問わず、画像管理にExcelを使用している会社はかなり多いです。Excelで画像管理を使用している企業がそうしている一番の理由は、Excelだと画像の管理が便利だからそうしているのではないでしょうか。
私がそう考える理由は、画像を管理・処理するときにExcelの便利機能を知っていれば、“おちゃのこさいさい”で終わるからです。
例えばExcelで「=IF(A1=B1,”OK”,”エラー”)」を「C1」に入力します。すると“A1”と“B1”の数字が合致すれば“OK”の表示が出ます。逆に“A1”と“B1”の数字が異なれば“エラー”がでます。
これにより入力数字が数百を超えても、番号に差異がないかどうかが一発で分かります。このExcelのおかげで、私の業務だと紙面にアップする画像と管理データ番号が合致しているかどうかが一目でわかるので、画像の提出準備がスムーズに進むというわけです。
また管理番号は大抵の場合、下一桁のみが変わります。その際、コピー元のセルを指定して、マウスポインターが「+」に変わったらドラッグする、のような小技も知っているのと知らないのではまた処理にかかる時間は異なります。
あと刷り上がった見本を取引先に送ったとき「届いた・届いてない」の問い合わせはよくあります。ですから宅配便番号の控えは必須。その控え番号の形式の「××××-××××-××××」のセルの表示も、「ユーザー定義」の[種類]に入力すれば、表示ができて管理に便利です。
上記のようにExcelは業界や業種に関係なく、知っているのと知らないのでは仕事の進み具合は全く変わってきます!もちろんその事実はWワークでも同じことが言えます。ですから、時間があるうちにExcelはぜひ学んでくださいね♪
【ライター:むらたん】