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事務職椅子取り合戦!

2018/08.31

こんにちは、すみれです。
今、就活生の人気の職種が男女関わらず「事務職」なんだそうです。「事務職=女性の仕事」というのは一昔前の話なんですね。
(出典:マイナビ学生の窓口) 

 

職種にも男女の壁がなくなってきている


■大学生に人気の業種ランキング

第1位 事務・管理系(総務、経理、事務など) 
第2位 医療・福祉系(薬剤師、看護師、医師など) 
第3位 技術・研究系(研究、生産・製造、品質管理、建築土木など) 
第4位 専門系(警察官、保育士、栄養士、アナウンサー、公務員、MRなど) 
第5位 クリエイティブ系(編集、フォトグラファー、デザイナー、広告デザイナーなど) 
第6位 IT系(プログラマー、エンジニアなど) 
第7位 企画系(広報、商品開発など) 
第8位 営業系(営業、営業推進など) 
第9位 販売・サービス系(店長、エステティシャン、客室乗務員、美容部員、シェフなど)
第10位 金融系(為替ディーラー、証券アナリストなど)

 

※ちなみに、6位にPG、SEが来ているのは嬉しいですね!

(運営会社:インフィニットフィールド

 

 

次は人気の業種ランキング1位「事務・管理系」のなかでの職種ランキング。

■事務・管理系で人気の職種ランキング

第1位 総務・人事・労務 32人(34.4%)
第2位 一般事務・営業事務・アシスタント 27人(29.0%)
第3位 経理・財務・会計 12人(12.9%)
第4位 法務・特許・審査 9人(9.7%)
第5位 秘書・受付 6人(6.5%)

 

1位が総務とか人事とは…。総務って、消えかけている仕事って聞いたことあるんだけど…。(そもそも新卒で!男子が!事務ってなんだよ!もっと野心を持てよ!←すみれ心の声)
今の学生には「事務職は女性の仕事」という認識が薄くなってきているんですね。

 

 

事務職は椅子取りゲーム


新卒・転職の両方に言えることですが、希望する(特に大手企業の)事務職に全員が就けるかというと、なかなか難しいようです。理由としては退職者も求人数も少ないことから、そもそもの席がないこと。また今後IT化の普及によっても事務職の仕事が増えることは考えにくいため、競争率は激化し厳しい状況が続くのは想像に難くありません。


最近は早慶上智の学生も大手の事務職希望が多い傾向にあります。事務職は派遣で代用できる業務なのもあって、月給に対して企業が求めるレベルが高くなってきています。そのことからも、大手企業の一般職の内定をもらうのは総合職より難しい場合もあり、もはや事務職は“腰掛け”の職種ではなく椅子取りゲームと化した人気の職種と言えるのです。

 

そんな中、「事務職の椅子」をゲットするためには、つまり、「選ばれる人材」とはどのような人材を言うのでしょうか。

 

結論から言いますと

 

 

 

続きそうな人で人柄がよく、

 

かつ即戦力になる人。

 

 

です。当たり前すぎて拍子抜けしましたか(笑)?

 

企業側としては、すぐに辞めそうな人というのは採用に難色を示します。また、働くにはスキルだけじゃない
以前お話しました。人柄も、その企業との相性含めお互いのために大事なことです。

そして、即戦力としてのスキル。
中途採用においては特に即戦力に足る人材かどうか、が判断基準と言っても過言ではありません。新卒でもない限り、経験のない人材をいちから育てる時間と予算、人的余裕のある企業はそんなに多くはないからです。

 

事務のスキルとは事務処理能力の高さはもちろんのこと、重要なのがITスキルです。一般的な事務職の仕事としては、書類作成やファイリング、データ入力などの事務作業から、電話や来客応対など幅広い役割が求められます。それはビジネススキルと言われるべきものであり一般常識を知っていればある程度対応可能です。


しかし、ITスキル、特にエクセルに関してはもはや「知らない」では対応できないのが現状です。例えば、同じ作業でもいかに短時間で効率よく正確にこなす方法を知っているか、今まで二人でやっていた作業を一人でクオリティを下げることなくこなせるか、などです。

 

 

「自分は会社に何を提供できるか」

 

本当にオフィスワークが得意でPCスキルをさらに磨いて事務の専門家を目指したいというポジティブな理由の人もいます。一方で派遣社員から正社員として働くことを希望するものの、総合職になって責任ある仕事を任されるのは荷が重い、定時には帰りたい、だから一般職である事務職に就きたい。という消極的な理由を持つ人もいます。また、一生働くことや体力を考え、長く地道に続けられそうな事務職を、と希望する人もいます。


働き方・理由は様々で自由ですが、「自分が会社に何を提供できるか」をきちんとPR出来ること、が大事です。採用側は「会社との相性」「コストに見合った働きをしてくれるかどうか」を見ています。

 

新卒の学生に関しては経験やスキルというよりは人柄重視。「即戦力になり得る人材か」「続きそうか」が見られると言えるでしょう。そのためには、「物事に対して、自分なりの考えを持ち自分の言葉で理路整然と語れること」が必要です。

 

 

事務職に固執せず、視点を広げてみる

 

「事務職は楽、続けられる」。確かに一般的なイメージではあるかもしれません。
では、果たして本当にそうでしょうか。
どの仕事でも、真剣にやれば仕事はいくらでもあるし、場合によっては残業にだってある。円滑に業務を進めるためにはコミュニケーション能力も必要だし、責任も伴うものです。

そもそも責任のない仕事なんてありません。そして「事務職だから、長く続けられそう」というのはあくまでも希望的観測であり、人格に問題があったり、スキルが足りなければ当然切られます。

 

そして、事務職はあなたの本当にやりたい仕事なのですか?
「出来そうだから」と消去法で選んでいませんか?
悪い事ではありませんが、そのような理由で続きますか?

 

身も蓋もない言い方ですが…別に事務職に固執しなくてもいいのではないでしょうか。
ITスキルはどの仕事でもある程度は必要になってきますので、覚えておいて損はありませんし、これからの時代はPCも扱えない人に仕事は無いと言っても過言ではないでしょう。
だからこそ、ITスキルは事務職以外にも、いろいろな職業に就いたときに有利になります。

もし「やりたい仕事」と「実際にできる仕事」のバランスが悪ければ
自分でその溝を埋める努力をするほうが、納得した仕事を得ることが出来ると思いますし、充実した時間を過ごせるのではないか、と思うのです。

 

ライター:すみれ

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