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自分の市場価値を知る方法

2018/10.1

こんにちは、すみれです。

みなさん、会社にお勤めして何年くらい経ちますか?
中には1年目なんていう方もいらっしゃるのでしょうか。1年目は仕事を覚えること、ミスをしないこと、などで必死じゃないですか?そして2年目になるころには、先輩に聞かずともルーチンワークがこなせるようになり、3年目になると、業務がこなれてきて「わたし、この場所で良いのかしら…」となるみたいです。
多くの人が3年目くらいに、一度転職の事を考えるそうですよ。

 

第二新卒(新卒で入社して3年未満の求職者)なんていう言葉もあるくらいですから、3年というのは一つの節目なのかもしれませんね。一度入社したら、定年まで勤めあげるのが当たり前だった昔の考え方とは大きく違ってきていて、今は転職自体もそんなにネガティブなイメージもないですし、業種によっては転職するのが当たり前、となっているようです。

 

市場価値=適正年収

そんな中、転職の動機はいろいろあるけれど、収入アップやキャリアアップを視野に入れた転職、となると、自分を強く売って行く必要があります。


そこで転職を一度でも考えたことのある人なら「市場価値」という言葉を聞いたことがあると思います。市場価値の基本的な意味としては、「ある商品が市場に出回ったときの価格の基礎となる価値」のことです。最近は人材に関して使われることも多く、その場合の意味合いとしては

 

個々の会社員について、仕事の内容、能力、本人の性格特性などから、現在の人材市場での年収相場はいくらかを示したもの(人事労務用語辞典より)

 

となっています。つまり適性年収のことであるといっても良いでしょう。

 

・自分は正当に評価されているか?
・報酬は妥当なのだろうか
・違う業種への転職も視野に入れている

 

こんな風に考える人は少なくないと思います。
転職だけでなく、最近では婚活でも市場価値という言葉が使われているみたいですが(笑)、
「自分はその業界においてどのくらい価値があるのだろう」というのは気になりますよね。

 

 

市場価値はどのように計るべき?

 

さて、市場価値と一言でいっても明確に数値化が出来るわけではなく、その指標は数え切れないほどあります。最近では、そういった自分の年齢・学歴・経験社数・資格などを入力すれば客観的に自分の市場価値を把握できるWEB診断サービスもありますから、気になる人は使ってみると良いかもしれませんね。(転職サイトなどによく載っています)
ただ、それらの結果は参考にはなっても「ピッタリそのまんま」ということではありませんから、あまり鵜呑みしないであくまでも目安として捉えておくと良いと思います。

実際の転職では、年齢や資格、出身大学など書類上で明確にわかる項目に加え、面接では書類上で見えない性格や資質、スキル、経験値、…などの部分も見られることとなります。年収に関しても、他と比べて大体このくらいという相対的な判断になることが多いので、書類上だけで市場価値を測るのはなかなか難しいことです。


じゃあ、どうやって自分の市場価値を把握すればよいの~?というと、
「転職活動をすること」です。

え?転職活動をするために市場価値が知りたいのに、それを知るために転職活動をするの??とチョット混乱するかもしれませんが(笑)


そういうことではなく、市場価値を知るために転職活動をするのではなくて、
転職活動をすることで自分のリアルな市場価値が見えてきますよ、って言う意味です。

転職中は履歴書や職務経歴書などを書くことがあると思いますが、客観的に自分の経歴やスキルを棚卸しすることになりますよね。また、それを人事担当者に見せて説明して評価してもらうということこそが、市場価値をダイレクトに知ることのできる作業なのです。

 


普段なかなか関わりを持つことができない他社の人事担当者と接することで見えてくるものもあるはずです。

あなたの価値を想像以上に高く評価する会社もあれば、思ったより低く評価する会社もあるかもしれません。同業種の転職であったとしても、会社として求めるスキルや人材像が違ったり、業界も違えば物差しも違う、などで、どの角度から測るかで変わることもあります。

 

ただ、市場価値にこだわるのではなく自分がその会社に提供できるものは何か、こういう仕事をして、こんなことをやっていきたい、そのために、どんな条件で働きたいのか、いくら欲しいのか、その根拠は何か、が明確に表現できることが、転職成功の近道だと言えるでしょう。

 

 

事務職であれば転職にITスキルは必須

 

営業とはちがって、実績部分を表すのが難しい事務職に関しては、今身につけているスキルがどのくらいで、実際現場でどのように使ってきたのか、などをアピールする必要があります。分かりやすく資格をPRするのも一つです。
例えば「簿記3級以上」「秘書検定」「医療事務」「登録販売者」「Excel検定」など。

 

事務職というのは、会社の利益になる数字を生み出さない職種です。
つまり、会社としてはコストとしてみなされる業種です。
それなのに、事務職の正社員の椅子は倍率だけは高いから、
コストに見合ったスキルを持っている人が採用されることは当然のことですよね。

ITスキル、特にエクセルは使えて当然、と思っていて間違いはないでしょう。転職する、しないに関わらず、自分磨きという意味のスキルアップは必要ですね。

ライターすみれ

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