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バーンアウトって知ってる?

2018/07.20


こんにちは、すみれです^^。
今回は、「バーンアウト」について。

 

 

つまり、燃え尽き症候群


聞いたことありませんか?「燃え尽き症候群」。
何かに集中して取り組んでいたり活動的に動いていた人が、まるで急に電池が切れたかのように無気力になってしまう事があります。このような現象を「燃え尽き症候群=バーンアウト(Burn-Out)」と呼びます。

 

何かに取り組もうとするときって、誰だって最初はやる気があるし希望に胸を膨らませていますよね。しかし実際に始めてみたら自分の想像と違っていた…。よくあることです。
このギャップがあまりに大きかったり、その状態で長く頑張り続けていると次第に気持ちがすり減っていき、やがて燃え尽きたように無気力になってしまいます。
それがバーンアウト。

 

つまり「精力的・活力的に取り組んできた事に対し、大きなギャップや先の見えないゴールを感じたとき、これ以上頑張れなくなってしまう状態」です。
「やり切って満足してしまった。次の目標が見つけられなくなった。自分が何のために働いているのかわからなくなった」なども挙げられます。

 

 

バーンアウトは誰にでも起こりうる

 

このような理想と現実のギャップというのは仕事だけでなく、どんな場面にでもありうるものです。

今は「私には関係ないわ」と思っている人でも、バーンアウトはあらゆる人に起こる可能性があり、特に「完璧主義」「頑固」「心配性」「正義感が強い」という性格をお持ちの方はバーンアウトしやすい傾向があると言われています。

事務職でも、完璧に仕事が出来る人っていますよね。

ちょっとの事でも手を抜けない。そしてそれを人にも求めてしまう、など、それはそれで仕事としては素晴らしいのですが、そのことが原因で周囲との摩擦が生じたり、本人がつぶれてしまっては本末転倒です。


 

逆に言えば「理想と現実」のギャップが小さいことがバーンアウトをしないポイントです。

まず「理想」を高く設定しすぎない。目標を持ち頑張るのは素晴らしい事ですが、理想通りに行かなくても「まぁそんな場合もあるよね」「じゃあ他の方法はないかな」など、割り切れるくらいでちょうど良いと思います。
理想と現実のはざまで「私の力で何とか溝を埋めなくては!」「もっと努力すれば変わるはず!」などと、自分を責めたり、追い詰めることはしなくて大丈夫です。

 

 

「ばっかり」にならないこと

 

先ほど、理想は高く持ちすぎない、と書きましたが、もうひとつ。
ある一つの活動に比重を置き過ぎていると、バーンアウトしやすくなります。例えば、「仕事人間」「仕事一筋」で定年まで勤めあげたサラリーマンが退職したとたん、自分の居場所やモチベーションを失い、無気力になるというのはよく聞く話です。

つまり「仕事ばっかり」「仕事しかない」状況もまた、その一因だったりするのです。

仕事以外の時間も十分に取れており、こころを回復させることが出来ている場合は、バーンアウトのリスクは低下すると言われています。

 

 

忙しくても仕事だけに没頭するのではなく、

・趣味を持つなど、オンとオフを切り替える

・自分の悩みを話すような時間や場所を作る
・他者との接点を持つ
など、自分なりの息抜きの時間があると良いですね。

 

 

スキルアップやキャリアアップを図ろうとする人は、おおむね向上心や責任感が強い人だと思います。

その動機はとても素敵なことですから、

当教室でもそんな皆さんのお力になれるよう応援をしています!
だけど、頑張りすぎて辛くならないようにすることも忘れないでくださいね。
良い意味で「諦める」「妥協できる」「自分を責めない」事はこころを傷付けないために必要なことです。

 

もちろん、どんな時もすぐに諦めたり妥協する事が良いという事ではなく、自分の努力だけでは解決できない事もある、ということを受け止めてみてください。
現実と理想のギャップに悩んだりイライラしたりしたら、「これは仕方がない事だよね」と柔軟に考えることも時には必要です。


スキルは自分を裏切りません。
そのスキルを武器に、自分のこころも大切にしながらステップアップを目指していって欲しいと願っています。

 

ライター すみれ

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