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派遣社員で働くことのメリット、デメリット!

2018/10.15

皆さん、こんにちは!

元事務のライター、山田です。

 

本日のテーマは「派遣社員」について!

 

派遣社員とは、業務に従事する会社とではなく、派遣会社と契約を結び、派遣会社の指示で様々な企業へ派遣される社員のことを言いますが、私にとって派遣社員と言えば、思い出すのはこれ!

篠原涼子さん主演のドラマ「ハケンの品格」!!

 

出典:日テレプラス

 

時給3,000円という驚異の金額を稼ぎ出す、篠原涼子さん演じるスーパー派遣の大前春子と、大泉洋さん演じる派遣差別主義の東海林武を始めとした正社員との闘い、交流を描き出したこのドラマが、私はほんっとうに大好きで、再放送がやっていると今でもついつい見てしまいます。

 

理由はこのドラマがリアルタイムでやっていたころ、ちょうど転職活動の合間に派遣社員をしていたから。

放送されたのは2007年なので現在とは多少、事情が違うとは思いますが、当時の私からすると、「なんたるリアル!」と思うような部分が多々あるドラマで、毎週毎週、本当にかぶりつくように見たものでした。

 

ほんっとうに懐かしい!!

 

と、懐かしがってばかりいてすみません・・・。

 

まあ、実際の現場と比べると、このドラマはいささか厳しすぎるようにも感じましたが、もしかしたらあの通りの現場も存在するかも。

とはいえ、派遣だって厳しいばっかりではもちろんありません。

メリットもあります。

 

本日は、そんな派遣社員で働くことののメリット、デメリットについて考えてみたいと思います。

 

1.派遣社員のメリット

 

では、まず、派遣社員で働くメリットについて考えてみましょう。

  1.  
  • ・自分の都合で働く期間を考えられる
  • ・時間管理がしやすい
  • ・正社員と違って重い責任を負わなくて済む
  • ・いろいろな会社で経験を積むことができる
  • ・自分のスキルにあった会社を紹介してもらえる
  • ・紹介予定派遣を利用して正社員になれる
  •  (紹介予定派遣=最初は派遣で、期間を経て就労先の会社が認めたら社員になれる制度)
  • ・問題があれば、派遣会社へ相談できる
  • ・飲み会や、社内イベントなどわずらわしい行事へ参加義務がない
  •   ↑
  •  ハケンの品格で大前さんがこれ、行使してました。
  •  業務外の関わり、わずらわしい人間関係、完全にシャットアウト(笑)

 

この辺りが挙げられると思います。

もちろん派遣された企業によるところは多いのですが、私自身、派遣社員をしていたころを思うと、まさに上記の部分をメリットに感じて働いていました。

転職活動の最中でしたから、短い期間でそれなりにお給料がもらえ、なおかつ実務経験にも繋がる、期間限定だからあまり責任が重い仕事は困るし、人間関係を作るのも面倒くさい・・・みたいな理由で(笑)

 

仕事に対して決められたことをコツコツとドライに遂行することができるので、プライベートを充実させたいときや、他に力を入れたいことがある場合に派遣を選ぶ方も多いのではないかと思います。

 

また、派遣時代、派遣仲間の一人に、正社員として入社したかったけれど、なかなか中途採用をしない、けれど、派遣社員なら枠があったので派遣できた、という方もいらっしゃいました。

 

時間や、自分自身の都合が叶いやすい、これからの時代に即した自由な働き方が可能なのが派遣社員の最大の魅力でしょう。

 

 

2.派遣社員のデメリット

 

一方、メリットの半面、デメリットも存在します。

 

・雇用が安定しない

→業績次第で契約延長されないで短期で終わることもあり

・給与面に不安

→賞与がない。また、交通費が出ない派遣会社もある

・責任ある仕事を任せてもらえない

・報告場所が多くて面倒くさい

→休むときなど、派遣会社と就業先と両方に報告が必要

・社員とは違うので疎外感を味わうことも

 

メリットに挙げられていたことが真逆に返ってくるのが派遣社員のデメリットかもしれません。

私は期間限定!と最初から割り切って働いていたのでそこまで感じたことはありませんが、派遣仲間からは、

「全然仕事任せてもらえない。単純なのばっかりで飽きた~」とか、

「なんだかんだいって会社違うから、飲み会とか誘われないこともあるし、孤独よね」なんて意見もありました。

これも派遣される企業によるので一概には言えませんが、一般的に社員が忙しくてできないことを派遣の方にお願いする、というスタンスの企業が多いですから、どうしても就労先の企業の都合に振り回されやすくなるのが常です。

 

私が派遣をしていて困ったのは、特に「交通費が出ない」部分でした。

一日往復600円くらいだったのですが、それが20日間で12,000円!

正社員なら交通費支給はされるところがほとんどでしょうが、そこが派遣社員との違いか!としくしくと懐を痛めた覚えたあります。

 

メリットのときには「自由度が高い」と感じた派遣ですが、デメリットを考えると「不安定」でもある、と言わざるを得ません。

 

 

3.派遣であることを活かそう

 

一つの事象に対し、メリットと取るか、デメリットと取るか、はその人それぞれの考え方が大きいと思います。

が、メリットと感じる部分を最大限活かすことで、デメリットをカバーできる部分も実はあります。

 

たとえば、メリットの中の一つ、時間管理がしやすい、について考えれば、正社員よりは残業が少ないことを利用して、空いた時間を自分のスキルアップのためにスクールに通うことに使ってみる場合です。

 

派遣社員の場合、派遣会社から自分のスキルに合致するお仕事を紹介していただけます。つまり、スキルが高ければそれだけ紹介してもらえる仕事の質も上がり、必然的に時給もアップするわけです。

手っ取り早く仕事に直結させたいと思ったなら、事務の必須能力、Excelスキルを磨くのも良いかもしれません。Excelなら使っていない企業の方が珍しいですから。

 

スキルが身に着き、スキルに見合ったお仕事ができれば、デメリットの一つ「給与面に不安」は大幅に解消されます。

もともとの時給が上がれば、交通費で出て行く痛みも緩和されますからね。

ハケンの品格の大前春子さんのように、時給3,000円派遣になれれば、月40万円以上稼ぐも夢ではないかも?!(辿りつくには相当なスキルが必要ですが^^:)

 

また、スキルがあれば、お金の問題だけではなく、仕事についても可能性が広がります。

派遣のまま、あちこちの会社を経験しようと思った場合も、派遣先が決まりやすくなるので「契約が切れたのでしばらくプー」というような待機状態がなくなり、切れ目なくお仕事を紹介してもらえるようになります。

あるいは、派遣の間に身に着けたスキルを利用して、やりたい仕事を見つけ、正社員として転職することも可能でしょう。

 

 

4.まとめ

 

派遣社員は不安定かもしれません。

けれど派遣は、今なにをするかで自分の未来を大きく変えられる、ターニングポイントになり得る働き方でもあると私は思います。

もしも今、派遣社員をされていて現状を不安に思っている方がこの記事を読んでくださっていたら、ぜひ、一度考えていただけたらと思います。

今じゃなく、「未来の自分」はどうありたいかを!

 

【ライター:山田 ゆい】

 

 

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