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会社の飲み会、どうやって断る?

2018/12.21

こんにちは、すみれです。

もうすぐ年末。

 

会社勤めをしていると、定期的に「飲み会のお誘い」があると思います。
忘年会、新年会、歓送迎会、親睦会などなど…いろんな「会」を称して飲む機会がありますよね。

 

「飲みにケーション」なんていう言葉もありますが、今は「飲み会は残業代付きますか?」とか「飲み会は業務外なので行きません」などという若い人が増えているらしいです。よっぽど行きたくなんでしょうね(笑)
(※実際は、飲み会は労働時間とみなさず、強制はできないとする考えが一般的です)

 

私が会社員だったころの話ですが、私自身お酒はあまり飲めませんが、飲み会の類は行っていましたね。お酒を飲みに行くというよりもご飯を食べに行くという感覚でしたし(笑)、周りにいる上司も嫌な人もいなかったので、強制されたり、苦痛と感じたことも無かったので。「行きたい人、行ける人が行けばいい」程度の感覚でした。もちろんそんな会社ばかりじゃないでしょうが…。

 

 

さて、会社の飲み会を嫌いな人の意見としては

 

・気を遣うから
・飲み会というよりは仕事の延長という感じ
・上司が絡んでくるのが面倒
・まわりに合わせるのが面倒
・お酒が飲めないし、金額的にも損だから
・そもそもお酒を飲むこと自体が好きではないか
・上司の説教聞きながらなんて全然楽しくないから
・上司が楽しいだけ
・ただでさえ残業が多いのに、さらに飲み会で会社の上司や同僚と顔を合わせたくない

 

などがあるようです。

 

確かにそうですよね、お酒が好きじゃなかったらそもそも苦痛でしょうし好きでもない上司と一緒に行くのなんか時間の無駄、とさえ思いますよね。さて、ではそんな飲み会の誘い、行きたくない場合にどんな風にお断りすればいいのでしょうか。

 

まずは、やってはいけない断り方です。

 

1)一言「忙しいので」
この一言で済ませてしまうことは、雑。本当に忙しかったり他の用事があったりしても、体のいい断り文句と思われる上に、適当な対応だと感じます。せめて、(嘘でもいいから)忙しい理由をはっきりと伝えることで、相手も引き下がりやすくなります。「もし自分がこう言われたらどう思うか」という相手側の視点で考えてみると良いですね。

 

2)「当日行けたら行きます」
これ一番最悪なやつです。幹事大迷惑。「あんまり行くつもりはないけど、もし気が向いて行けたら行くし、行かなかったら連絡なしで行かない」と本気で思ってるとしたら、お店の手配や予約をする幹事の苦労や気持ちなど1mmも想定できない想像力の低い人です。もしくは自分で幹事などやったことのない人でしょうね。
もともと行く気がないのに、その場しのぎでお茶を濁しても、結局当日には答えを出さないといけないわけで。本当に用事がかないか、わからない状態なら「その日の入りそうな予定があるので行けません」などと明確に伝えるべきです。こういう「逃げ癖・無責任」な姿勢は仕事にも表れますし、信用もなくしてしまうでしょう。

 

3)「やめておきます」
これもかなり印象悪いですね。行けるのに行かない、とあえて伝えているように思えます。
行かないにしても、もっと他の言い方出来るだろうに、相手の気持ちが想像できない人なんだな…、と思います。

たかだか飲み会の出欠のためだけに職場環境や人間関係を悪化させる必要も無いですよね。
逆に、「嫌われて二度と誘われなくなることを見越して、あえてなら使う」なら良いと思いますが(笑)

 

 

では、どのように断るのが良いのでしょうか。

 

大前提として
「断り方が分からない」

「断ることは失礼かもしれない」

「断ったら上司や先輩の印象が悪くなるかもしれない」……。

そうした理由で、貴重な時間とお金を使っていやいや出席する必要はありません。「断ることは決して悪いことではない」という認識の上で失礼な断り方をしない、ということです。上手な断り方は会社生活を送る上で決して損ではありません。断り方にも思いやりを。

 

まずは「声をかけてくれたことへの謝意」そして、「参加できない理由」最後に「お詫びの言葉」を伝えましょう。
参加出来ない理由はおそらく「単に行きたくない」からだと思うのですが(笑)、そこは大人の対応で、理由を作りましょう。もちろん先約がある場合は、「先約がある」と、そのまま伝えればいいですし、「先約はどういう内容なんだ」と聞いてくる人はなかなかいないです。

 

ポイントは、行けるかどうか確認する“フリ”です
心の中では行かないと決めていても、「行けるかどうか確認する」というインターバルの時間を置き飲み会以上に大切なことがあると伝えることで、周囲に「仕方ない」という気持ちになってもらうのがカギです。
数日後や数週間後のスケジュールを聞かれたら、いったんは「予定を確認してみます」と間をあけることで、「行けるかどうか調整してくれている」と小さな誠意を感じますので、結果断ったとしても気分を害しません。

すべての飲み会に毎回出席する必要はないと思いますが、飲み会にはそれなりのメリットもあります。飲み会でコミュニケーションを取ることは有益なことだったりします。すべての飲み会を断るのではなく、「出席すべき会」と「それ以外の会」に分けて考えてみると良いかもしれません。

 

参加するもしないもあなた次第。飲み会を欠席したり抜けたりする際は、“相手を思いやる方法”をこっそり実践してみてくださいね。

 

ライター:すみれ

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