こんにちは、すみれです。
今回は、「これからの時代の働き方」について^^。
日本の労働人口における、2017年の正規労働者と非正規労働者の割合です。
こちらの表を見ていただくとわかる通り、(赤丸を付けた部分だけ見てください)
男女計では 正規3423万人、非正規2036万人
男性の正規2310万人 非正規647万人
女性の正規1114万人 非正規1389万人
なんですね。
私、女性の非正規社員の多い事にびっくりしました。
でもよく考えれば当たり前か…。パートアルバイトも女性が多いですよね。
次に
現職の雇用形態についた主な理由で多いものをみると、
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男性(非正規の職員・従業員647 万人)
「自分の都合のよい時間に働きたいから」 ······· 157 万人(26.6%)
「正規の職員・従業員の仕事がないから」 ······· 134 万人(22.7%)
女性(非正規の職員・従業員1389 万人)
「自分の都合のよい時間に働きたいから」 ······· 383 万人(29.1%)
「家計の補助・学費等を得たいから」 ········· 330 万人(25.0%)
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だそうです。
非正規のメリットは、男女ともに、
「自分の都合の良い時間に働きたいから」。
女性にこの意見が多いのはわかりますが(子育てや年齢、扶養などの関係で)
まさか男性にもそれが多いとは!!!
男性はせめて、
「シンガーソングライターの夢を諦められないから」とか
「作家には創作時間が必要だから!」とか言ってくれよ・・・(笑)
もはや、「フルタイムで働く正社員」が当たり前の選択じゃなくなるのも時間の問題ですね。
2、30年前までは、受験戦争を経ていい大学を出て、いい会社に入って、頑張って出世して、いいお給料をもらい、定年まで勤めあげる、というのがいわゆる「勝ち組」でした。
女性に関して言えば、20代で結婚して、専業主婦になって、子どもは2人で「勝ち組」を育てるのが良妻賢母。
結婚したら、マイカーも持っていて夢の一戸建て35年ローンで老後は年金で安泰。
…どうでしょう?
今の若い人が見たら気持ち悪くないですか?
40代の私から見ても「何かの呪い?」って感じですし(笑)。
今はいろいろな価値観があって、多様性が認められるようになりました。
SNSの普及で一個人としての発信方法も増えましたし、
発言力の強い個人(俗にいうインフルエンサー)に企業が広告を依頼する、という時代ですよね。
YouTuberという職業(職業なのか?)も、今では小学生の「将来なりたい職業ランキング」では上位にランクインし、ユーチューバー養成学校などもあったりして。10年前には考えられなかったわけですが。
でも、そのような変化は当然なのです。
時代が変われば価値観もニーズも変わりますし、ビジネスも影響を受けますから企業としても雇用形態が時代によって変わるのは言うまでもありません。
大手企業だって倒産する時代、いまだに正社員でもリストラはあるし、派遣切りもある。その中で、正社員が自分らしい働き方だと思う人はそれを目標にしたらいいし、派遣でも自分のライフスタイルとマッチしているという人は、それでもいいともいます。
共通しているのは、
「充実感をもって自分らしく働きたい。」ということではないでしょうか。
自分らしく働くために、必要な事って何だと思いますか。
終身雇用が当たり前だった日本の雇用形態では、「満遍なく平均的に出来る人材。突出した能力よりも平均的で組織の枠をはずれない、乱さない人物」が重宝されていました。
今はどうでしょう?
非正規労働者が増えていること、そしてその理由自体が象徴かと思うのですが
「自分に合った働き方」を大切にする人が増えてきたと言えるのではないでしょうか。
ただ、「自分らしく働きたい!」と勝手に主張しても
それがそのまま通るほど、採用側も、世の中も、甘くありません。
そこで武器となるのが
スキルと自分
です。
詳しく言うと、「これだけは負けないというスキル(強み)」と、
流行や世間のニーズなどに囚われない、あなただけの「人としての魅力」です。
これらは何にも代えがたい事ですし、誰にも奪われないものです。
それがあれば、雇用形態にビクビクする必要なんかないし、
与えられた環境で精一杯やっていれば結果はついてくるのです。
その両方、ハードル高いと思いますか?
私は全くそう思いません。
スキル(強み)は、自分に熱意と向上心があれば、あとからでも習得することができます。
人としての魅力はお金では買えないものですが、
あなたがあなたの魅力に気付いて、アピールするだけの話です。
スキル(強み)だけでなく、人とのしての魅力を打ち出すこと、
それなしに「自分らしく生きる」は成立しません。
受け身ではいつまで経ってもキャリアアップは難しいんです。
キャリアは自分でつかみに行くもの。
当教室のキャッチコピー「私のスキルは私がつくる」には
「自分らしく充実して働いてほしい」
こんな思いが込められているのです。
ライター すみれ